メニエルの症状には「こんな症状も?」と思われるようなこともあります。
それは、下アゴのズレだそうです。
ズレた下アゴでモノを噛む度に、頭の重みの3倍以上の力が耳の穴の近くにある骨に衝撃を加えることが原因で、三半規管が正常に働かなくなってしまうそうです。
現代人は運動不足やストレスによる歯ぎしりなどのために、奥歯が十分に伸びていないといった症状がみられるため噛み込みが深くなりすぎて、あごが左右・前後にズレてしまうそうです。
その結果、耳の穴の近くの衝撃がさらに強くなってしまいメニエルの症状である「めまい」を引き起こすといわれています。
厚生省が決めた診断基準は典型的なメニエルの基準であって、この基準の全条件を満たさないメニエルの症状もあるそうです。
①「蝸牛型メニエル」 聴覚に関係する器官を蝸牛といい、めまいの症状はなく難聴や耳鳴りといった症状を繰り返すことが特徴としてあげられています。
②「前庭型メニエル」 平衡感覚に関係する器官を前庭といい、難聴や耳鳴りといった症状がなく、めまいの症状を繰り返すことが特徴としてあげられています。
つまり、厚生省のメニエル病診断基準で症状が確実に当てはまれば 「メニエル病」で、それ以外にも 「蝸牛型メニエル病」 や「前庭型メニエル病」 があるということになります。
いずれも、典型的なメニエル病に移行する可能性があるといわれており確率でいえば、蝸牛型では80%、前庭型では20%と言われています。蝸牛型メニエルの場合は、ほぼメニエル病だと言っていいとおもいます。
メニエル病には厚生省が決めた診断基準があります。
回転性めまいの発作について
・嘔気、嘔吐を伴い、数分~数時間持続するめまいで特別な誘因がない。
・回転性のめまい出ない場合もある。
・目振をみる。発作中は水平回旋混合性の眼振が多くみられる
・めまいを伴う突発性難聴と区別するのは、反復性があるかどうかによる
耳鳴、難聴などの症状について
・耳鳴、難聴の症状と伴にめまいを起こすことが多い
・強い音や閉塞感に対して過敏になる
・メニエルの症状で耳鳴りや難聴になるのは片耳だけといわれていますが、まれに両耳に症状が現れる場合がある。
上の基準を設けたことによって、めまいを起こす中枢神経疾患や原因既知のめまい、難聴を症状とする疾患とメニエルの症状を間違えたりすることがないように、メニエルの症状以外を除外することができる。
これらの疾患を除外するためには、問診、平衡機能検査、一般神経学的検査、聴力検査などを含む専門的な臨床検査を行いますが、ときには経過観察を見る必要があります。
メニエルの治療方法はどんなものがあるのか調べてみました。
治療方法としては、通院と入院があり今のところ、薬による治療がメインで行われているそうです。
メニエルの症状によっては利尿剤などの薬を多く使ったり、耳鳴りを抑える薬を使用する場合もあるそうです。
また、内耳の細胞を活性化させる目的でビタミン剤を用いたり、抗炎症の作用を目的としてステロイド剤を用いたり、血液の流れをよくするために末梢循環改善剤が使われるそうです。
これがメニエルの薬といったように1つの薬でメニエル病の症状全てに効く薬というものはまだ開発されていないのが現状です。
薬による治療ではメニエルの症状が抑えられない場合や日常生活や社会生活に支障をきたす場合には手術も行わるそうです。
他には鍼、灸といった治療法もあます。
メニエルの症状を緩和させるという目的で試してみるのもいいのではないでしょうか?
